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カトリック豊中教会 マリア館

献堂以来60年余りの時を刻むカトリック豊中教会の敷地には、現在5棟の建物が点在しています。
今回建て替えられたマリア館では、既存建物間で分散している信徒の日常活動の集約が一つのテーマとなりました。

建設委員会では、大小様々な部屋の要望を限られた面積の中でどう実現させるかの検討が重ねられ、1階の3つの集会室は、間仕切りを開け放すと一体として使え、クリスマスなどに大勢の信徒が集える場所としました。

2階には小会議室や和室、また聖堂が見渡せるテラスがあります。

通りには教会からのメッセージを提供するウィンドウも設けられ、「開かれた教会」を目指して活用されることを期待しています。

クリスマスツリーとしても使われるドイツトウヒを植栽した正面外観

信徒の居間となる集会室には無垢フローリング、珪藻土クロスを用い
落ち着いた雰囲気としました

風雪に耐えてきたマリア像を集会室に安置

通りからの夜景も綺麗なステンドグラス

石垣に連続してメッセージウィンドウを設置

信徒が集まっての竣工パーティ

建築主
カトリック豊中教会
所在地
大阪府豊中市
用途
教会(信徒会館)
構造
鉄筋コンクリート造
階数
2階建て
敷地面積
375㎡
建築面積
212㎡
延床面積
372㎡
竣工年月
2004年6月
担当者
清水大輔