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社会福祉法人九十九里ホーム 地域交流センター ナザレの里

生涯活躍のまち匝瑳 ~千葉県匝瑳市版生涯活躍のまち事業~
CCRC Continuing Care Retirement Community

高齢者が健康なうちから居住し、必要に応じて介護や医療を受け、人生の最後までを過ごせる生活共同体

東京圏をはじめとする市外の中高齢者が匝瑳市に移り住み、多世代の地域住民と交流しながら健康でアクティブな生活を送り、必要に応じて医療・介護を受けることができるように施設整備等の環境整備をはじめとするまちづくりを行うための事業です。

匝瑳市版CCRCのHPより

 匝瑳市版CCRC事業では、JR総武本線「飯倉駅」隣接地において、「交流ゾーン」、「高齢者福祉ゾーン」、「「まちなか居住ゾーン」、子育てゾーン」が計画され、「子育てゾーン」には認定こども園、「高齢者福祉ゾーン」には特別養護老人ホームが順次計画され、建設されました。ゆう建築設計は「まちなか居住ゾーン」と「交流ゾーン」にて、サービス付き高齢者向け住宅と地域交流センターの設計を行っています。

地域交流センター計画概要

 「ナザレの里」は、地域交流センターの他、農作物直売所(兼共生型福祉作業所)、暮らしの総合相談室、生涯学習室をもつ複合施設です。
 住民同士の交流イベント、オレンジカフェなどの当事者同士のケアを目的とした集まり、健康相談会などの企画を行い、住民交流の促進を目的としています。立地が駅前ロータリーに隣接していることから、町内会、地区社協、サークル、企業等の催事・会合の場所として、飲食を含めた活用を呼びかけ、駅前の活性化も意図しています。
 また、すでに運営を開始している特別養護老人ホーム、こども園、ならびに地域交流センターと同時期に運営を開始するサービス付き高齢者向け住宅とも連携し、地域の高齢者の見守りと日常生活の支援を広げるとともに、世代を超えた住民同士の交流の中心としての役割が期待されています。

ナザレの里

 「ナザレ」の心象として、木材を加工する音、木の香り、汗水流す様子といった生活の風景が浮かんできます。白を基調とした外観に深いオリーブグリーンを組み合わせた地域交流センターは、明るく希望に満ちた生活の息吹の中、そこで生きる力強さを私たちに与えます。
 駅前に面した出入口と農作物直売所の窓は、ロータリーの人の流れと相まって、通りゆく地域住民に活動を伝え、入りたくなるような誘導性を持たせています。

農作物直売所

 大きな窓に面してカウンターを設け、食事等ができるスペースとしています。
 ここでは、総菜・弁当、農産物等の持ち帰りサービスや買い物代行・見守りサービスを行い、住民の生活支援、買い物弱者支援を行います。

建築主
社会福祉法人 九十九里ホーム
所在地
千葉県匝瑳市飯倉97-1
用途
その他(主要用途が2以上の複合施設)
 ・事務室
 ・物品販売業を営む店舗
 ・物品販売業を営む店舗以外の店舗
  (コインランドリー)
 ・集会所
 ・診療所(患者の収容施設のないもの)
構造
鉄骨造
階数
地上3階
敷地面積
999.83㎡
建築面積
597.27㎡
延床面積
1,075.93㎡(法定延床面積)
竣工年月
2021年11月竣工予定
担当者
相本正浩 , 田淵幸嗣 , 山下かれん