作品紹介Works

病院 / 透析

東山武田病院 個室透析

東山武田病院では、透析治療を新たに始めましたが、透析室をこれまで多く見られた大部屋方式ではなく、個室方式を採用しました。 完全な個室タイプと高さ150センチの間仕切りで仕切られた、間仕切りタイプがあります。

間仕切りタイプの外部

完全個室タイプの外部

完全個室タイプの内部

間仕切りタイプの内部1

間仕切りタイプの内部2

間仕切りタイプでは、患者さんのプライバシーの尊重と、治療の監視の完全さを両立させるため、 間仕切りの実寸模型を作り高さや形の検討をおこないました。

循環式低風速空調

ゆう設計では、透析室の空調では循環式低風速空調システムを採用しています。 これまで透析室での患者さんは空調の風に悩まされてきました。
この悩みを解消するため、患者さんにはほとんど空調の風を感じないシステムを研究し、0.2メートル/秒以下の風速を実現しています。
工事ごとに、空調の風速を計り其の効果を確かめます。 0,2メートル以下の風は普通の風速計では計測できないため、特別の風速計を使用します。

空調の風量計測の様子1

空調の風量計測の様子2

建築主
医療法人 財団康生会
担当者
砂山憲一