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病院 / 透析

川崎市立多摩病院 透析室改修

土曜・日曜:1.5日の透析増床改修工事

外来・入院患者の透析室改修(増床)計画

・透析ベッド間1.0mを確保(横浜市医療対策課から感染対策上の指導)
・下階の救急ゾーンに影響しない透析排水配管、電気配線計画
・入院透析のために、ベッドサイズと移動時ベッド想定による計画
・スタッフから患者を見通すことを主にした配置計画
・スタッフ、患者用使用を考慮した電気コンセント計画
・既存の配管設備、電気設備を入念に考慮した改修計画
・透析医療機器の配置変更を考慮した増床計画

通常、透析室の増床改修工事には、透析患者が月水金、火木土と透析治療の為、 工事日程が限定されるのが当たり前となります。

この改修工事でも、当初、土曜日の午後も透析治療を受けられることを考慮すると、 実質工事が2週に渡る計画でしたが、土曜日午後の透析治療予定の患者様を一部、 透析スケジュールを病院様に調整して頂くことにより、土曜日の昼~夜、日曜日朝~晩のたった1.5日に透析増床改修を短縮することができました。もちろんその為に、透析の家具設計は、病院スタッフ、医療機器メーカーと入念に打合せの上、1次側工事、2次側工事のスケジュールをトータルに調整したことにより、 月曜日朝一番から、通常通り、透析患者様に治療を受けて頂くことができました。

また、既存で納めるスペースがなかった物品の収納スペースを十分に家具設計に反映したことにより、スタッフにも満足して頂きました。

外来・入院患者の透析室改修(増床)計画

・既存の設備を入念に考慮し下階の救急ゾーンに影響しない透析排水配管、電気配線計画
・入院透析のために、ベッドサイズと移動時ベッド想定による計画
・スタッフ、患者用使用を考慮した電気コンセント計画
・透析医療機器の配置変更を考慮した増床計画

工事中

工事中

工事中

工事中

所在地
神奈川県川崎市
担当者
河津孝治