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診療所 / 透析

文庫じんクリニック 2階改修工事

増床としてのテナント空間の活用

京浜急行線金沢文庫駅より徒歩3分に位置する文庫じんクリニック。
テナント用に用意されていた2階部分を本クリニックの増床の為、新しく透析室として整備する、という計画です。

他フロアとの差別化

他フロアに透析室を構えている中で、
今計画にて他フロアとは「差別化」した透析室を計画。

○風速を抑えた空調と柔らかい光で刺激を軽減する

超低風速の「ゆう設計空調」とすることで、長時間の透析治療を受ける患者様への空調による負荷を軽減し、
長時間の透析治療中ベッドに寝て天井面の照明が非常に気になるため、間接照明を取り入れた目にやさしい照明計画とすることで、視覚から受ける刺激を軽減します。

「ゆう設計空調」断面構成

○十分な換気計画とパーティションの設置による感染症対策

ゆう設計空調は「外気取入循環式空調」となっており、室内の空気を循環させることで、透析室全体に空調を行きわたらせ、室内環境を均一化します。
これにより十分な換気量を確保し、ベッド間に低いパーティションを設けることで隣を気にせず透析治療をうけられます。





○透析治療中のプライバシー配慮

ベッド間のパーティションにより、患者様同士の視線が交わるのを防ぎ、ベッドの両サイドから囲われた落ち着く空間となります。


  

  

  

  

○冷たい治療施設感を和らげる素材や形状

日頃の生活では見かけるが、治療施設等では見かけることの少ないタイルや木目の素材を用い、随所にアールのある柔らかい形状を入れることにより施設感を和らげ、
内装は木と白を基調としながら、ポイントとして明るい色味を差し込むことで、落ち着きつつ明るい気持ちになれるような空間となるよう計画しました。




○他フロアを運営しながらの工事計画

周辺が住宅街でもあり、近隣への配慮から騒音・振動のでる工事を日中の他フロアが運営している時間に行う必要がある中、
各工事による他フロアへの影響を確認しながら、悪影響の出ないよう配慮した改修工事計画としました。

建築主
医療法人社団 厚済会
所在地
神奈川県横浜市
用途
診療所(透析)
構造
鉄筋コンクリート造
階数
5階建
延床面積
改修面積:216.76㎡
竣工年月
2020年7月
担当者
河津孝治 , 辻村拓也