作品紹介Works

高齢者

特養 山田井の郷

山田井の郷は3つの目標をもって計画されました


1. ユニットケアの特色を活かした、家庭的な住まい
2. 安全、安心の住まい-要介護度の高い方への対応
3. 地域にとけこむ住まい

社会福祉法人愛美会は「思いに寄り添うチームケア」をもとに高齢者の 住まいを提供されています。
山田井の郷は愛美会がこれまで培ってきた 介護のノウハウを活かし、初めて取り組むユニットケアの住まいです。

ユニットケアの特色を活かした、家庭的な住まい

ユニット内は見守りをしやすい見通しの良いプランと、家庭のスケールを持つことを基本としています。
昼間はキッチンを中心に見守りがしやすく、夜間はスタッフルームからそれぞれのユニットを感じることができます。

共同生活室はL型では複数の空間がつくられており利用者がそれぞれ好みの場所を見つけられ、安心で快適な毎日を過ごせるようにしています。

子扉付き引き戸:段差のない吊り戸とし家庭のスケールにあわせ
扉に子扉を付けています。

利用者が育てる花壇 2階の屋上庭園は内部から段差なく外部に出れます。
ここで花を育ていきます。

和のテイストを持つ各ユニットの玄関や共同生活室



    1階 さくら(地域密着型介護老人福祉施設)
       ・ひまわり( 短期入所生活介護)



    2階 コスモス・つばき(地域密着型介護老人福祉施設)



    2階 山田井の郷(小規模多機能居宅介護)

居室は9室です。5室は吹抜のある気持ちのよい個室です。
残りの4室は日中は共同生活室と一体で利用し、夜間は居室とします。
畳の部屋と洋室がそれぞれ2室あり、趣味や談話の場として様々な日中の過ごし方に対応します。

建築主
社会福祉法人愛美会
所在地
愛媛県 四国中央市
階数
地上3階
竣工年月
2011年3月
担当者
砂山憲一