作品紹介Works

病院

たずみ病院

加古川市南部における救急医療から地域のかかりつけ医を担う病院として、さらに機能を充実させ移転新築しました。 敷地は小学校と中学校に隣接し、近くには大きな公園もあるのびやかな場所にあります。 外壁はアースカーラーのせっ器質タイルと左官塗で、素材感のある仕上がりとしています。

【エントランスホール・待合】

玄関を入ってすぐのエントランスホール及び待合には南からの陽光が差し込む吹き抜けがあり気持ちの良い空間となっています。待合には緑を配置したいとの要望を受け、壁面緑化を取り入れました。

【リハビリテーション】

内法で160㎡有し、脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)にも対応しています。 歩行訓練の目安となるよう、床には50cm間隔の模様を入れています。

【病棟】

2階:医療療養病棟
3階:一般病棟
病棟はそれぞれテーマカラーを設け階別の視認性を高めました。
EVホールとスタッフステーションを取り囲むような病室配置となっています。






療養環境を重視しベッドごとに制御でき、グレアのない間接照明を採用しました。 夜間処置を想定し、処置等を設置しています。

【手術】

7m×7mの同じ大きさの手術室を2室設け、回転率を上げます。一室は整形手術にも対応した清浄度を保ちます。 この手術室では、ユニット化された機器・収納等を必要量のみレイアウト可能な 「フレックスドッグ(セントラルユニ)」を取り入れ、室内空間を最大限に広く利用できます。 また、手術ホールからアクセスできるアンギオ室では、術前の詳細な検査が可能になりました。

【血液浄化部】

最上階に、たずみ病院でははじめて血液浄化部を設けました。 頻繁に通院が必要な透析の患者様にのびのびと気持良く利用して頂けるよう、 このフロアは血液浄化部専用となっています。 他機能との差別化を図る上で、他フロアとは内装の雰囲気を変え、優しく落ち着いた空間としています。

血液浄化室ではスタッフの動線の少なさ、目の届きやすさを考慮し、中心にスタッフカウンターを設け、 重篤な患者用のベッドを正面に、残りを半分ずつ左右に振り分けています。 ドラフトの少ない空調と、直接目に光が入らない間接照明を採用し、 長時間でも快適に治療を行って頂けるよう配慮しました。

建築主
医療法人社団 せいわ会
所在地
兵庫県加古川市
用途
病院94床(一般・医療療養)
脳神経外科・整形外科・外科・ 内科・リハビリテーション科
構造
鉄筋コンクリート造
階数
地上5階
延床面積
6,400㎡
竣工年月
平成23年10月
担当者
河井美希 , 玉井英登