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障害者

【ライブ配信】第2回 知的障害者のすまいオンラインセミナー

開催日:2022/05/19(木)

 

第2回 知的障害者のすまいオンラインセミナー【ライブ配信】

『様々な特性と支援に合わせた建築提案の最新事例』

入所施設、グループホームの利用者の重度化・高齢化への建築対応

通所施設の多様な利用者に対応するための建築的工夫

 ゆう建築設計は、「建築は支援の一つ」と言う考えのもと、「障害者のすまい」の設計に取り組んでいます。支援員の方が利用者の特性に合わせ一人一人に支援されるのと同じように、私たちの作る建築も利用者の特性に合わせてつくることで、より良い支援の一つになるのだという思いで設計しています。オンラインセミナーでは、「建築も支援の一つ」と言う考えのもと取り組んできました建築提案の最新事例を紹介いたします。

 

開催日:  令和4年5月19日(木)

開催時間: 14:00~16:00(受付13:30~) 

      ※セミナーの最後に質疑応答の時間を設けており、講師がご質問にお答えします。

進行:   ゆう建築設計 チーフアーキテクト 竹之内 啓孝

講師:   ゆう建築設計 常務取締役 岩﨑 直子 /チーフアーキテクト 竹之内 啓孝

参加費:  無料(事前申し込み必要)

申込〆切: 令和4年5月18日(水)17:00 ※受付終了しました。

※事業者向けのセミナーですので、それ以外の方のお申込みはご遠慮いただいております。あらかじめご了承ください。

 オンラインセミナー参加方法はこちらから


■セミナー内容

A.入所施設、グループホームの利用者の重度化・高齢化への建築対応

①入所施設

事例1 新みわ翠光園:平均年齢70歳を超えるユニットの建築計画 (竹之内)

 新みわ翠光園は福知山学園が持つ4つの入所施設の壮年期以降の障害者が集まる高齢化に特化した入所施設です。

  • 高齢化による命に係わる見守りを重視した開放型の食堂と 2人居室計画。
  • スタッフの働きやすさを重視した夜間連携に配慮した計画。
  • 入居者の特性と介護度に合わせたきめ細やかなトイレ計画。
  • 危険予測、スタッフの見守り負担の低減のため見守りシステムの導入。

事例2 こころみ学園:⾼齢化・重度化する利用者が共に暮らし続けるための建築的工夫 (岩﨑)

 これまでどおりの生活を続けたい。働くことが園生の生きがい、人の役に立ちたい。当時若者であった園生が年齢を重ねて、高齢化・重度化を迎え、これまでの支援を継続するために、建築でできること、建築を変えていくことを共に考えました。

 今後増えていくであろう高齢者や、介護度の高い人たちでも、屋内での仕事ができるように、そして「これまで通り」、全員で食事をとり、毎日入浴できるよう計画しました。



 

②グループホーム

事例1 こころみ学園グループホーム:ひとつ屋根の下の2つのグループホーム (岩﨑)

 利用者の重度化・高齢化を迎え住み手に合わせて、車いすを利用したり、介助が必要となった高齢利用者のための住まいと、高齢ではありますが、自力で過ごせる方の住まいを計画しました。

 高齢になった園生も、毎日働きに出かけていきます。今日の仕事が終わって、ゆっくりと安心してくつろげる。明日、また元気に働きにでる。みんなの「家」が完成しました。

事例2 今川学園グループホーム:2人の個人に合わせて作ったグループホーム計画 (竹之内)

 既存の建物では重度化、高齢化により生活が困難になった利用者が、グループホームで住み続けることが出来るように計画しました。

 2階はAさんとBさんの2人の利用者に合わせて計画しています。てんかんを持つAさんの居室は間仕切りを開放することで食堂と一体的に見守りが出来るように計画しました。また、重度化・高齢化がすすむことを想定し、床走行リフトが利用できるトイレを計画しています。

B.通所施設の多様な利用者に対応するための建築的工夫

③通所施設

事例1 ライフアシスト:児童が自分の将来働く姿を思い描けるように計画した通所施設 (竹之内)

 児童から成人、軽度の方から重度の方まで幅広い支援を提供する通所複合施設です。児童が自分の将来働く姿を思い描けるように、喫茶、厨房、作業所で働く利用者の姿を通所に通う児童に見てもらえるように計画しています。

 重度対応のショートステイでは見守りや壁の仕上げを工夫し、重度対応の放課後等デーサービスでは感覚統合の吊り金物、観察室、クールダウン室を計画しています。

事例2 北⽑清流会はーもにー:特性が異なる利用者のショートステイ6室の計画 (竹之内)

 障害者の在宅生活の支援事業として、障害のある方の重度化・高齢化を見据え、誰もが住み慣れた地域で自分らしい暮らしができるように、計画された事業所です。

 ショートステイの各居室(6室)は、居室毎に異なる利用者の特性を想定して計画しています。精神障害や強度行動障害の方など、他からの刺激を低減する配慮や、壊れにくさを考慮し建築的に工夫しています。