OCG病院 透析室改修

既存病院では、入院患者様に対して透析治療を病室の一角で行われていましたが、 今回、既存リハビリ室の院内移転に伴い、透析室に改修する計画です。

 


・既存建物の形状から、透析室(30床)とし、北側 修計画としました。
・引き続き入院患者様の利用を基本とされるため、透析室入口に一番近いベッドを隔離室対応、スケールベッドによる個人 透析対応とし、ストレッチャーでの移動、乗せ替えを想定したベッド間隔搬送を確保した計画としました。
・透析室の感染対策として、隔離個室(1床)を設置し、透析室内のどこからでも隔離個室内の様子がわかるようにできるだ け個室壁はガラスによりスケルトンとしました。
・透析治療中の患者の眩しさ軽減のため、天井の一部を下がり天井とし、調光可能な間接照明を設け、柔らかな光の中で透析治療を受けて頂ける環境としました。また、部屋形状の特徴を活かし、方向性を強調したデザインの間接照明計画としました。
・穿刺等処置時は、明るさを確保する必要があるため、下がり天井にアクリルパネル付き蛍光灯を組み込み、照度を確保した処置灯を別回路で操作できます。

・EV前は、透析治療前にゆっくり待って頂ける、患者用の更衣室、待合をホテル風のロビーの雰囲気とし、清潔不潔のための履き替えも含めて患者動線に配慮した計画です。
・既存改修の為、透析排水ルートを、床の嵩上げにより解消しましたが、その嵩上げ範囲を、スタッフスペースとすることで、無柱空間の透析室を視点を上げてより広く見渡せる透析室にできることで、スタッフから患者様の様子がすべて伺えることができることを意図しました。

  ・既存の限られた室に透析30床確保を基本とした計画のため、シリンジポンプ、 電気毛布などのスタッフ用の物品、患者様のちょっとした手荷物などを収納する物入をとることが難しかったために、ベッド頭の透析カウンターに収納できるスペースをあえて作ることで収納不足解消の一助をなることを意図しました。
・すべての透析ベッドに、患者さまがTV、インターネットを利用できる設備環境とし、患者さまが自由に使える電源コンセントも設置しました。。
・患者さまの左シャント・右シャントに透析監視装置の位置を対応しやすくする為に、透析給液ホースの出し入れがしやすい透析カウンター開口部にしました。
デザインコンセプト
・医療の安全 ・落ち着いた室内での透析治療 ・ホテルロビー風