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知的障害の方の住まい第4回 居室① 水で洗える部屋 砂山憲一

知的障害の方の住まい第4回 居室① 水で洗える部屋 砂山憲一

 

 

個室 ① 水で洗える部屋

 

知的障害者の方で体の状況によって、弁を漏らす方がおられます。居室内で失便があれば支援者がふき取り洗浄します。また体や衣服についた弁はシャワー装置のあるトイレへ移動して洗う場合が多くあります。

 便も軟便が多く服の間から床に漏れる場合もあります。この便をうまく処理できれば、室内の清潔さや支援員さんの労力を軽減できるのですが、多くの施設の方は水が流せる部屋は家としてふさわしくないという理由で、手作業で頑張ってきれいにする方法を選択されています。

  私は、部屋の雰囲気を損なわないで便の処理ができる方法があれば、手作業より清潔で支援員さんに負担のかからないことになると思い、様々な内装材や失便処理方法を検討しました。

 

 

  水が流せる居室

 

 

  一般の居室

 

この二つの写真を見比べてください。片方は水を流せるようにした部屋です。床材には耐水性があり、次亜塩素酸にも耐えられる塩ビ系床材を選んでいます。見た目にも、肌触りも一般の塩ビ系床材と全く変わりません。

 もう一方は床材にコルクタイルを使用しています。水を流せ津部屋の塩ビ系床材は木目模様です。肌触りは違いますが、水を流す部屋という印象は全くありません。

 

一般の部屋の壁はクロスやペンキが多いのですが、この部屋では水をかけても大丈夫なボードを使用しています。ペンキで仕上げた部屋と全く同じです。

  

水は床に取り付けた床点検口を開けると、便を流す装置が取り付けられています。これはゆう設計で工夫し、トイレに使用している失便処理装置を改良したものです。また水は壁に埋め込まれ蓋をされた水洗から出します。普段は蓋で隠されています。

 換気扇は通常の能力より強くしていまして、水洗後部屋の喚起を行い早く乾燥できるようにしています。

  

トイレ内には失便処理装置を設置する場合が多いんのですが、失便の可能性があれば、居室にも設置することを検討してください。

 

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