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まちのなかの特養・ミドリのなかの特養

特養ブログ002

080524
岩崎 直子

これまでの特別養護老人ホームは、まちから離れた郊外(市街化調整区域)に建設されることがよくありました。
敷地を見に行くと、もちろん車でないといけないところだったり、ミドリがいっぱいのところでした。
私は、まちの喧騒から離れて、ミドリのなかで静かな生活を送れるのは幸せだなあと、のんびりしたことを考えていました。
そんな敷地での計画では、窓からミドリが見えるように、外に出て散歩が出来るようにと考えました。

そんな中、ある特養を見学させてもらいました。そちらもミドリの中の特養でした。その時施設長さんが、「本当は、遊んでいる子供をみたり、まちの風景を眺めたり、興味をもてることも廻りに必要だと思う」ということを話されていました。
はっとしました。

私たちはまちで、本や音楽、映画などいろんな刺激を得ます。インターネットでという世界もあるでしょうが、やっぱり偶然出会う楽しみを見つけるにはまちにでます。
特養に入居されるお年寄りも、それまでは買い物にでたりという生活を営んでこられているわけです。

立地は大きな要因ですが、前述の特養ではお出かけの日を作られているとのこと。そうすると、お年寄りの表情が違うそうです。いきいきされるそうです。
いかにこれまでの生活を継続していく工夫をするか。ここにカギがあるように感じました。

昨年の都市計画法の改正で、社会福祉施設でも市街化調整区域での開発(建築)行為に、これまで不要とされていた許可申請が必要となりました。そうなると、これからはまちの中で特養を計画することを考えていかなければなりません。
これからの特養、いままでミドリのなかにあった特養は、まちのなかにどのように帰っていくのか、そして、地域とどう関わっていくのか。建築でもアイディアが出せるポイントです。

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