設計コンセプトConcept

透析

認知症対策

入院透析を併せ持つ「療養型病棟+透析」ができる法人様との話で、常に出てくる問題に認知症透析患者への対策があります。透析患者の高齢化とともに、高齢透析患者の血圧の低下しやすい特徴とともに、同年齢の非透析患者と比べて5~10倍前後の高率で認知症が発生するといわれています。

■透析療法に伴う合併症

①身体的合併症:循環器合併症、貧血、骨病変合併症、感染症  
②精神的合併症:認知症、自発的な行動の低下、死への不安、自己価値の低下

■認知症患者の症状

・治療中、急に患者の大きな声がする。
・通帳や印鑑に拘りそれの所在に関して常に攻撃的になる。
・注射針の自己抜去 ⇒ 安全の確保が必要

※透析患者を受け入れてくれるところが無い状態 
⇒ 一般の老健、特養で透析患者の入居を断れることが多い。 
⇒ 透析医療法人の運営する老健、特養施設が少ない。 
⇒ 病院しか受け入れられない状態

■透析施設の差別化の一つとして:

重症透析患者を主とした、療養型病院の透析運営とする。 
※スタッフ人数は、多少多くなるが、透析患者の高齢化・認知症の需要は確実に増加しているため、増床する施設が多い。 
※透析患者様の通院の手間が無い・食事の管理が可能な入院施設

■建築的対策 ー 音
■建築的対策 ー 看護

・血液回路の安全カバー。
・透析スタッフの認知症への対応力の強化。
・透析室の裏に失禁・排便対策室:洗いやすいユニットバスを設置。