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時空読本 / No.12

CMについて

  • 2002/06/01
  • 時空読本
  • No.12
■Proposal
梅山医院 CMの手法で増改築を達成

>>>
増改築前   増改築後

CM(コンストラクション・マネージメント)とは?

建築工事の形態は建設会社が建築工事の各専門部門(土木工事、鉄筋 ・鉄骨工事、内装工事、設備工事等)を統括し、竣工まで 一括して責任を持つ一括請負契約方式が 一般的です。この場合、施工会社は工事途上の様々なリス クをかぶり、工事の完成を請け負います。このリスク分の コストは建築工事費の中に含まれます。明確な定価のない 工事コストは建築主にとって内容がわかりにくくなってい るのが現状です。 このような現状を踏まえ、工事内容や価格がどのように決 定され、遂行されていくかを理解できる、透明性の高い建 築方式が望まれるようになってきました。ここにおいて、 工事内容とコストの透明性を担保する手法としてアメリカ でスタートしたCM方式が注目されています。


分離発注による工事の透明性と低コストの達成

CM方式では、今までわかりにくかった工事費が各専門業者に分離発注されるため明確になります。その結果、上乗せコストがなくなるため、工事費の低コストが達成できる体制となります。さらに、設計者、CMr(コンストラクションマネージャー)と専門業者によるVE(ヴァリューエンジニアリング=建物を良くし、しかもコストを下げる方法)による低コスト化のメリットがはっきりと表れます。梅山医院では建築工事を14の業種に分け、それぞれ数社から見積りを取りました。ゆう建築設計の担当者と梅山先生でそれぞれの業者と面談し、低価格で信頼のおける業者を選択し契約・発注しました。その結果先生も価格内容を正確に把握され、また工事についても十分に理解をしていただき、満足した結果を得ることができました。


写真は、各施工業者が一堂に会し、建物の完成を祝っているところです。