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時空読本 / No.16

商店街の活性化を探る

  • 2004/06/01
  • 時空読本
  • No.16
■Proposal

商店街の活性化を探る

商店街は衰退しています。
日本の各地でその活性化策が求められています。
西陣千本商店街では、昨年度の商店街競争力強化事業につづき、本年度は京の商店街チャレンジ21事業による活性化事業を展開しています。
西陣千本商店街では、近年造られなくなった「笹屋町造りもの」を町の人々の力で再現し、観光の核とすることで来街者を増やし、商店街の組合員の結束を図る活性化策を策定しました。

ゆう建築設計は、商店街活性化のコンサルティングを行っています。
また、単なる活性化にとどまらず、まちづくり活動まで広げる努力を行っています。
専務取締役
衛藤 照夫
一級建築士

 

■笹屋町造りもの「糸人形」の再生事業
造りものは、西陣を代表する帯びや着物、糸の束、織物に使う機道具を組み合わせ、歴史上の出来事などを再現するものです。
明治初期に地元・笹屋町で厄病よけを祈って製作され、毎夏、地蔵盆のころ町家の格子をはずして披露していました。

着物(帯)を糸人形に着付け、仕上げに
入っているところです。

カシ枠、武将による町家
カシ枠:織物のガラをとるために使った木枠。
    三釜、五釜に上がった柄を消して、
    一つだけ抜き取りできる装置です。
武将:織り糸の緯糸を巻き取るには、堅牢な
    枠を要することから、強き意味を込め
    武将と呼んでいます。       

家にある襖戸の取っ手を紋章に。
刀に使っているのは、杼(ひ)
を左右に弾くために用いる棒木。

 

■映画発祥の地 記念事業
本年度は、映画発祥の地としての西陣をアピールする事業を行います。
京都の封切り館があり、牧野監督の生家や俳優、技師が住みにぎわっていた西陣で記念事業として、手書きのポスター原画を展示したり、シンポジウム、試写会を計画しています。

 

西陣千本商店街の活性化事業では実験事業を中心に据え実施しました
京都の多くの商店街が商店街活性化策に観光資源の活用をテーマとしています。
このような中、西陣千本商店街では、観光資源(糸人形)を掘り起こし商店街の核にするとともに、地域の人々に講習会などを通じて製作を共同化することで地域連携を深めています。
いわば、商店街の活性化と地域のまちづくりの同時推進の提案となっています。
過去にゆう建築設計は、紫明商店街・パレット河原町商店街・北野商店街・古川町商店街の皆さんの活性化を応援いたしました。