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時空読本 / No.16

グループホームのこれから ~外部評価の時代~

  • 2004/06/01
  • 時空読本
  • No.16
■Proposal

外部評価の時代

高齢社会を考えるとき、もはや痴呆を特殊な問題と捉えることはできません。
全ての人に身近な問題であり、痴呆であっても「自分らしく」「自分の力を存分に発揮しながら」
「なじみの地域の中で尊厳のある暮らし」ができるよう、新しい痴呆ケアが求められるようになりました。
グループホーム(痴呆対応型共同生活介護)は、そのような痴呆高齢者の理想を実現するために登場した施設です。
痴呆高齢者と密度濃く向き合うグループホームは、これまではそのサービスを自己評価という形で改善してきました。
しかし、これからのグループホームは、外部からの評価が義務付けられ、新しい段階へ入っていきます。
外部評価を受け、自分たちのサービスの優れた点・改善点を明確にし、また、審査結果を公表することで、サービスの向上を図ることとなり、消費者の選択にも耐えうる施設となります。
良質なグループホームができることは、地域の人々にとっても安心と新しい活力を生み出すことになります。
ゆう建築設計では、選ばれるグループホームづくりをサポートしています。

 

■グループホーム 末広
2004年7月 竣工

木造平屋建てで住宅のスケールに近く、親しみやすい建物としました。
また、入居者の方々が「自分の家」として誇としました。れる建物にするため、外観に左官壁や木板張りなど素材感の感じられる材料を使うなどして個性を出しました。
お互いに認め合い、順応し、積極的な生き方ができるような暮らし方を目指しています。

木造平屋の個性ある外観

天井の高い開放的なリビング

建物玄関付近

 

■グループホーム おおわだの郷
2004年8月 竣工

宇治黄檗病院を中心とする医療法人栄仁会が運営します。
病院からも程近く、十分な連携体制をとりながら、痴呆高齢者が安心して暮らせる家を目指しています。
2階には痴呆高齢者を専門とするデイサービス2単位20人も併設し、地域の痴呆高齢者福祉を担います。

周囲に溶け込んだ和風の外観

木目を用い、親しみやすい内装

木目を用い、親しみやすい内装