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時空読本 / No.16

改修 ~病院のリニューアル~

  • 2004/06/01
  • 時空読本
  • No.16
■Proposal

ここ数年は、医療法の改正とともに、病院施設の刷新が続きました。
広い廊下、高い天井、ゆとりのある病室、落ち着いた食堂、美しい外観、等々、医療の構造設備に係るハード整備は、それを終わられた医療機関も多いと思います。
直接患者様の療養環境に結びつく部分の改修は、多くの医療施設で計画されてきました。
しかし、純粋な経年劣化や設備機器の刷新については、計画が先送りされる場合が多くなっています。
建物には寿命がありますが、メンテナンスやリニューアルを上手に行うことで、耐用年数が長くなり、消費者からも高い評価を得ることにつながります。
厨房や配管、屋上防水、外壁クラックなど、直接医療法で改修が指導される以外の改修も積極的に行っている事例をご紹介します。

 

 

■医療法人 芳松会 田辺病院

療養病床41床の増床工事を行い、機能と療養環境の充実を図りました。
病棟増築を機に、既存建物の見直しを図り、経年劣化や機能的に古くなっている部分を改修しました。
経年劣化による改修としては、屋上防水の改修、外壁クラックの補修と塗装改修、排水配管の目詰まり部分更新を対象としています。
空調機の更新や合併処理層の制御盤、部品更新も行います。
また今後は、便所洗浄のオート水栓への変更、浴槽の取替えなどを行い、患者様の利便性を図ります。

増築を終わった療養病棟

玄関扉を交換

屋上防水を改修

廊下は床・壁・天井を改装

 

■西京都病院

マンションを改修した病棟
前号でもご紹介した、隣接マンションの病棟への改修は終了し、特殊疾患療養病棟として稼動を始めています。
既存棟の改修は、経年劣化によって傷んでいた厨房を中心に、設備配管、階段室、病棟の居室ドア、便所などを対象としました。
特に厨房は、年々保健所等行政の指導が厳しくなっています。
西京都病院でも、病院機能評価の更新を視野に入れて、面積を広げ、床の張替えや設備配管の一新、機器の刷新を行いました。
改修を終え、広くなった厨房

便所は便房を減らしてゆとりを

ドアの付替え、床の張替え