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時空読本 / No.17

病院機能評価の動向 ver5.0へ

  • 2005/01/01
  • 時空読本
  • No.17
■Proposal

病院機能評価の動向~ver5.0へ~

病院機能評価は平成16年11月現在、1,446の病院が認定されました。
まさに病院運営においてはスタンダードとなりつつあります。
その病院機能評価は平成16年8月以降の受審申し込み病院に対しては、ver5.0が適用されます。
では、ver5.0の改定ポイントはどのようなものでしょうか

 

 

■ver5.0の最重点項目は、一般病棟の全館禁煙です。
ver5.0では一般病棟は、ベランダ・屋上・出入り口を含む全館禁煙が原則です。
屋外での喫煙は容認されていますが、敷地を含めた全面禁煙は高く評価されます。
精神科・療養病棟・緩和ケア病棟では分煙の徹底による受動喫煙防止が問われます。
また、禁煙に向けた啓蒙・教育や職員の禁煙推進も当然問われるでしょう。

 

■ハード面の対応はどこまですればいいのでしょうか。
第3領域では、バリアフリーやプライバシーの確保等が問われます。
これらは主にハード面での対応となりますが、どこまで厳密に対応すればよいのでしょうか。
特に、既存病院では全ての項目に適応するのは難しい場合があります。

院内のバリアフリー

どうしても段差解消が出来ない場合、手摺や傾斜板の設置など、少し
でもバリアを少なくする工夫をすることが肝要です。

電話の設置場所

どうしても段差解消が出来ない場合、手摺や傾斜板の設置など、少し
でもバリアを少なくする工夫をすることが肝要です。

●プライバシー重視の電話コーナー

これらが理想ですが、これができなくとも場所の配慮を

トイレの施設的配慮

どうしても段差解消が出来ない場合、手摺や傾斜板の設置など、少し
でもバリアを少なくする工夫をすることが肝要です。

●清掃がしやすい清潔性への配慮
  

床材の立上げ施工                    壁付けの小便器・大便器

診察室の会話が漏れないように

どうしても段差解消が出来ない場合、手摺や傾斜板の設置など、少し
でもバリアを少なくする工夫をすることが肝要です。

中待と診察の間仕切が扉にできない場合は、
中待廃止の検討が必要です。
物理的に無理だからと諦めず、ソフト面でのフォローを含めて、よりよい療養環境の実現に向けて努力してみることが評価の対象となります。
この他、診療録の適切な記載や管理・運用もver5.0の重点項目です。
また、医療事故の扱いや患者の権利尊重など、選ばれる医療施設としては当然検討し改善していくべき事項が、機能評価でも審査の重点対象です。