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時空読本 / No.17

住み慣れた地域で暮らす グループホーム

  • 2005/01/01
  • 時空読本
  • No.17
■Proposal
高齢社会を考えるとき、もはや痴呆を特殊な問題と捉えることはできません。
全ての人に身近な問題であり、痴呆であっても「自分らしく」「自分の力を存分に発揮しながら」
「なじみの地域の中で尊厳のある暮らし」ができるよう、新しい痴呆ケアが求められるようになりました。
そのような痴呆高齢者の理想を実現するグループホーム(痴呆対応型共同生活介護)が2件竣工しました。

 

■グループホーム 末広

木造平屋建てで住宅のスケールに近く、親しみやすい建物となりました。
また、入居者の方々に「自分の家」として誇っていただこうと、外観に左官壁や木板張りなど素材感の感じられる材料を使うなどして個性を出しました。
高い天井の開放的なリビング、懐かしい縁側、ほっこりできる和室など、住み慣れた地域の身近な建物で暮らしていただきます。

木造平屋の個性ある外観

天井の高い開放的なリビング

左官壁や木板張りを使った外壁

ほっこりできる和室

廊下より高い天井のリビングを見る

 

■所在地 大阪府茨木市
■施設内容 1ユニット9人
■事業主体 社会福祉法人
 
親和会
2004年7月竣工

 

 

 

岩崎 直子
一級建築士

 

■グループホーム おおわだの郷

落ち着いた和風の外観は、周囲の住宅地に馴染んでいます。
元茶畑であった敷地の庭には、樹齢300年を誇る由緒正しいお茶の木があり、宇治の町に生まれ育った入居者の誇りともなっています。
2階には痴呆高齢者を専門とするデイサービス2単位20人を併設し、地域の痴呆高齢者の安心ある暮らしを支えていきます。

周囲に溶け込んだ和風の外観

施設の自慢1:樹齢300年を超すお茶の木

施設の自慢2:立派な表札

入居者の個性を出す入口の飾り

畳のある明るいリビング

 

■所在地 京都府宇治市
■施設内容 2ユニット18人
  痴呆専用デイサービス20人
■事業主体 医療法人 栄仁会
2004年8月竣工