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時空読本 / No.19

耐震診断について

  • 2006/01/01
  • 時空読本
  • No.19
■Proposal

耐震診断について

■宇治明星園養護老人ホームの耐震診断を行いました■

療養環境整備のため、昭和50年竣工の鉄筋コンクリート造平屋の建物に、
便所や居室の改修計画が持ち上がりました。

工事に先立ち、耐震診断を行って安全性を確認しました。

1,計図書に基づいて、現地調査を行う。

2, 現地調査結果を元に建物に使われている材料の調査を実施。
  
   コンクリートの強度:実際にコンクリートを8箇所抜き取り(コア採取)、 採取したコアを圧縮強度試験にかけ判定

   コンクリートの中性化:採取したコアで、フェノールフタレイン溶液を用いて中性化の深さを調査

   配筋が適切か:探査器による非破壊検査

3,診断方法は第一次及び第三次診断法を選択し、診断実施。

4, 診断の結果、耐震補強の必要なし、となる。

旧耐震の建物(昭和56年6月以前の建築確認)の増築や改築計画においては、建物を利用するのか、
又は建て直すのかの判断として耐震診断を行います。


探査機による鉄筋の調査

コンクリートコアの採取

採取したコア

参考ページ:気になる建築
◇建物の耐震診断について◇

2006年1月、改正耐震改修促進法が施行されました。

大規模地震に備えて病院、ホテルなどの耐震診断・改修を早急に進めるため、
数値目標を盛り込んだ計画の作成を都道府県に義務付けるものです。

新耐震基準に適合しない建物で、3階以上かつ1,000

所有者の努力義務が益々重みを増します。