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時空読本 / No.20

徹底比較No.2 エレベータ各社を比較する

  • 2006/06/01
  • 時空読本
  • No.20
■Proposal

医療福祉施設でのエレベータ:日本のメーカーを比較する

昨年6月に東京の高層マンションで起こったエレベータでの死亡事故は大きな話題となりました。

これまでは、メーカーによる特徴などには関心が薄かったエレベータですが、今回の事故を機に、
日本の各メーカーに安全性への取り組みや最新技術などについて、各メーカーにアンケートを行
いました。

各社ホームページの医療福祉施設向け機種を覗いて、医療・福祉施設に取り入れたい特徴を探
してみました。

一部有償のシステムもありますが、エレベータは利用する人すべてに優しく使い易く、ここまで進化
しています。


アンケート結果一覧

東芝エレベータ㈱


日本オーチス・エレベータ㈱


日本オーチス・エレベータ(株)
Q1
医療・福祉施設をサポートする部署がありますか。

医療・福祉施設用のエレベータを提供させて頂くにあたり、商品企画におきまして、お使い頂く状況に最適するよう、仕様を決めさせて頂いております。

また、建物設計段階より設計ご担当者様を通じて、ご不便のないようご協力させて頂いております。

Q2
医療・福祉施設向けのEVはありますか。

車いすやベッドを運搬できるエレベータを「寝台用」としておつくりしております。

乗降口の敷居隙間を1cm(標準)とし、病院・介護施設等での車いす・ベッド・ベビーカーなどの乗降に安全な設計となっております。

かご内操作盤や表示器においてはユニバーサルデザインを採用、誰にでも使いやすい仕様となっております。

Q3
最近2年間の医療・福祉施設の納入実績

①病院 納入数170件(307台)

②福祉施設 納入数298件(408台)

Q4
医療施設、福祉施設の代表的納入実績をご紹介ください

・ 国立がんセンター

・ 東京都立墨東病院

・ 東京大学医学部付属病院

Q5
EVの安全性について、貴社ではどのような体制で取り組んでおられますか。

弊社は70年以上の歴史を持つ国内メーカーです。

開発から製造・品質管理まで国内での一貫体制で取組み、日本の安全基準を満たすことはもちろん、当社独自の品質基準として、制御関係の機能を中心に30項目近い評価基準を設けてシステムの安全確保を行っております。

保守サービスについても、国土交通大臣の認定を受けた技術者が法定検査を行うことはもちろん、独自の社内資格による厳しい基準をクリアした技術者のみが保守点検を行っており、お客様のエレベータを常に安全な状態に保っております。

また、東西の情報センターが、あらゆる事態に備えて24時間365日稼働し、お客様からのご要望にお応えしております。

Q6
今後、貴社が取り組まれる最新技術のEVとは、どのような物ですか。

従来のワイヤーロープに代えて、鋼線ロープをポリウレタンジャケットでコーティングした“フラットベルト”を採用した次世代のエレベータシステム「Gen2」。

1. 小型軽量化
・ 軽量化と高屈曲性のため、エレベータの巻上機の小型軽量化が可能に。
・ 省スペース化によって建築設計の自由度が向上。

2. 環境に優しい
・ 磨耗に強く、寿命が長い・ オイルが不要で環境に優しい
・ 回生電力の有効使用で消費電力を当社従来機比30%減の省エネルギー化

東芝エレベータ㈱


東芝エレベータ(株)
Q1
医療・福祉施設をサポートする部署がありますか。
医療・福祉施設を専門とする特別な部署はありませんが、各営業・技術部門がサポート
させていただきます。
http://www2.toshiba-elevator.co.jp/elv/index_j.jsp
Q2
医療・福祉施設向けのEVはありますか。

寝台用エレベーターを標準形でラインナップ。

ユニバーサルデザインを採用し、車いす対応仕様のほかにも親切ドアシステム等の「安心・安全」へ配慮した多くのオプションを有したエレベーターです。

Q3
最近2年間の医療・福祉施設の納入実績

① 病院 納入数292件(593台)

② 福祉施設 納入数632件(877台)

Q4
医療施設、福祉施設の代表的納入実績をご紹介ください
・ 東芝林間病院
・ 松江市立病院
・ 国立豊橋東病院 
・ 石巻赤十字病院
・ 倉敷成人病センター 
・ 国立水戸病院
・ 北九州総合病院 他
Q5
EVの安全性について、貴社ではどのような体制で取り組んでおられますか。
開発設計の段階から複数の部門により安全性をチェックする体制により、製品安全性を確保するとともに、教育・訓練された専門技術者によるメンテナンスにより、エレベーターの安全性を維持・管理する体制をとっています。
Q6
今後、貴社が取り組まれる最新技術のEVとは、どのような物ですか。

最新技術により次のようなエレベーターを提供したいと考えています。

1. より安心・安全で快適なエレベーター

2. ユニバーサルデザイン応用など、誰にでも使いやすいエレベーター

3. 省エネ・省スペースで環境にやさしいエレベーター

㈱日立ビルシステム


(株)日立ビルシステム
Q1
医療・福祉施設をサポートする部署がありますか。

ビル管理・設備ソリューション
大阪市北区堂山町3-3日本生命梅田ビル

昇降機設備工事、ビル総合管理サービス(メンテナンス)
http//:www.hbs.co.jp

Q2
医療・福祉施設向けのEVはありますか。

規格形寝台用EV:750kg11乗、1000kg15人乗(機械室レス)

オーダー型人荷用EV:1750kg26人乗(機械室レス)

Q3
最近2年間の医療・福祉施設の納入実績

①病院  納入数115台 (関西エリア)

②福祉施設 納入数150台 (関西エリア)

Q4
医療施設、福祉施設の代表的納入実績をご紹介ください

①病院・ 福知山市民病院(EV×8台)
・ なぎ辻病院(EV×3台)
・ 泉谷病院(EV×2台)

②福祉施設
・ コープなにわ介護センターおおよど(EV×1台)
・ (社)京都ライフサポート協会工房グリーンフィールド(EV×1台)

Q5
EVの安全性について、貴社ではどのような体制で取り組んでおられますか。

① 全国350カ所のサービス拠点にて保全体制を整備

② 24時365日の監視体制で緊急時にも迅速に対応します。

Q6
今後、貴社が取り組まれる最新技術のEVとは、どのような物ですか。

現在、商品名メリオス(性能診断)にて故障時のデータを事前に分析し、復旧時間をより短縮させています。

フジテック㈱


フジテック(株)
Q1
医療・福祉施設をサポートする部署がありますか。

商品開発本部開発センター
滋賀県彦根市BigWing

車椅子仕様エレベータの研究と開発
http//:www.fujitec.co.jp/

Q2
医療・福祉施設向けのEVはありますか。

「エシードα」寝台用、車椅子仕様を用意。

イオンフル(除菌イオン発生装置)を標準仕様とする。

視認性の高い液晶ディスプレイ、大型タクタイルボタンを採用

Q3
最近2年間の医療・福祉施設の納入実績

① 病院:納入数180件(302台)

② 福祉施設:納入数383件(506台)

Q4
医療施設、福祉施設の代表的納入実績をご紹介ください

①病院・ 京都東山老年サナトリウム
・ 京都府立与謝野海病院
・ 公立八鹿病院
・ 豊岡市民病院
・ 沖縄県立南部医療センター
・ 東京女子医科大学病院外来棟

②福祉施設
・ 老人ホームエスペラル城東
・ 吹田正雀特別養護老人ホーム

Q5
EVの安全性について、貴社ではどのような体制で取り組んでおられますか。

① 保守契約先に対するブレーキ、ドア機構等の無償重点点検の実施

② ロープブレーキ、ダブルブレーキ等、安全性重視の機構開発と標準化検討

③ 毎日、遠隔自動点検によりエレベータの安全性を確認。

④フィールドインフォメーション制度の展開による迅速な現場情報把握と製品への還元。

Q6
今後、貴社が取り組まれる最新技術のEVとは、どのような物ですか。

1. タロンドライブ方式エレベータ(ベルト駆動方式で省スペース、冠水無用の新商品)

2. ユニバーサルデザインの採用

3. 抗菌仕様、イオンフル標準装備による衛生的なかご室

三菱電機㈱


三菱電機(株)
Q1
医療・福祉施設をサポートする部署がありますか。

三菱電機株式会社 営業本部 事業推進部
東京都千代田区丸の内2-7-3

三菱電機株式会社及び関連会社製品の総合提案及び営業
http://www.mitsubishielectric.co.jp (昇降機http://www.mitsubishi-elevator.com/jp/)

Q2
医療・福祉施設向けのEVはありますか。

特に医療・福祉向けエレベーターの設定はありません。

一般向けの乗用、寝台用エレベーター等に
1.車椅子兼用仕様
2.視覚障害者対策
3.聴覚障害者対策
4.発音式押しボタン等を付加して対応しています。

Q3
最近2年間の医療・福祉施設の納入実績

①病院 納入数 約650件(約1100台)

②福祉施設 納入数 約1050件(約1450台)

Q4
医療施設、福祉施設の代表的納入実績をご紹介ください

①病院
・ 東京総合病院診療棟
・ 東海大学附属病院
・ 高知医療センター

②福祉施設
・ ディアージュ神戸
・ キューデン
・グッドライフ熊本
・ せんだんの泉 他

Q5
EVの安全性について、貴社ではどのような体制で取り組んでおられますか。

「Quality in Motion(進化するクォリティ)」をスローガンに効率性・快適性・安全性・利便性のすべての面からお客様にご満足いただくために、製品の品質はもとより、営業面、サービス面にわたり、高次元のクォリティの実現を目指しています。

具体的には営業部門、設計・製造部門、工事部門、保守部門がそれぞれの品質保証活動を実施するとともに、一貫した品質保証体制を構築して、安全性を追及した製品を納めさせていただいております。

エレベーター設置後の保守は、三菱電機ビルテクノサービスが担当しています。

同社は、当社製昇降機の保守・修理等を主要な事業目的としており、三菱昇降機に対する高品質な保守サービスの提供に向け、教育設備や教育システム整備による技術者の育成やお客様情報センター等の各種インフラ整備(290ヵ所のサービス拠点、6000名のエンジニア、9ヵ所の24時間受付の情報センター等)に努めています。

更に保守時に得たデータを製品開発にフィードバックし、更なる安全性向上に努めております。

Q6
今後、貴社が取り組まれる最新技術のEVとは、どのような物ですか。

以下の機能を有するエレベーター
4. 遠隔閉じ込め救出
5. エレベーター地震時管制運転システム
6. 地震時管制運転自動復旧機能
7. モーションサーチ
8. 電子化終端階強制減速装置
9. エレセーブ
10. 気配りセンサー
11. マルチビームドアセンサー
12. 可変速エレベーターシステム 他